支点(ピボット)で直角などに交わるレバーのクランク。一例は、変速レバーによるロープ(ケーブル)の動きを、
内装変速機の押し棒(プッシュロッド)の動きに変換する。押し棒の動きによって歯車を切り替えて変速する。
写真はベルクランク及びベルクランクの付いた内装変速機。
3段変速機の場合は変速を2速にしたとき、後輪軸の端面と軸の中に入っている押し棒に付いている赤い線が一致していること。
一致していないときは、ケーブルアジャスターで調整する。
ベルクランクという名称は、紐を下に引くとベル突き棒が水平に動いてベル(釣鐘)を鳴らすためのレバーとして使われたことに由来している。