外輪 | 内輪 | 玉 |
軸受軌道輪(内輪および外輪)またはその溝。玉(ボール)が転がる溝をレースという。溝を持った環をベアリングレースという。玉の内側にある環を内輪そして玉の外側にある環を外輪という。内輪溝と外輪溝の間で複数の玉が転がる。
溝の断面半径は、玉の半径よりやや大きく、そのため玉は溝と1点で接触する。レース(溝)に対する最初の特許は、1794年に取られている。溝によって半径方向荷重(ラジアル荷重)だけでなく、軸方向荷重(アキシャル荷重)も受けることが出来る。コーナリングでは自転車は傾き、ハブ軸受には軸方向荷重も働く。カップアンドコーンにも溝に相当するものがある。