BB30ボトムブラケットを受け入れるボトムブラケットシェル(以下は省略してシェルと記す)。
カートリッジ軸受をシェルの中に入れる。
シェルは軸受を取付けるための機械加工が必要。
シェル径が大きいので、立管、下管およびチェーンステイに太い管を使うことができて、フレームの剛性も向上する。
シェル幅は68mmなので、外部軸受のボトムブラケットよりQファクターは小さくなる。
外径42mmの軸受をシェルに圧入する。
外径44mm、幅1mmの環状の溝に止め輪(スナップリング)を入れて、軸受が左右に動かないようにしている。
標準のBB30シェルの断面寸法図を右に示す。
図中のΦはファイではなくマルと読み(JIS)、直径の記号。
製作の寸法公差は省略した。シェル外径は規定していない。