概要
後写鏡(道路運送車両法の用語)とも言う。
後方の交通状況などを見るための鏡。
サイクルミラーと呼ばれることもある。
ハンドル又はフレームなどに付ける。
法規制
原動機付自転車および自動車には道路運送車両法によって取り付けが義務付けられているが、自転車に対する規定はない。
必要性
必要性は車種(ロードなど)および用途(旅行など)によって異なる。
リカンベントは後を見ることが困難なので、バックミラーがあることが望ましい。
特殊仕様
(1) ハンドル端に取り付ける形(バーエンドミラー )がある。
(2) LEDの方向指示器が付いた形がある。
(3) バーエンドに望遠鏡型のバックミラーを組み込んだ形もある。
(4) STIシフターに付ける形もある。
(5) ヘルメットに付けるヘルメットミラーがある。
(6) めがねに付けるもの(バックミラーめがね)がある。
(7) バックミラーの代わりに、サドル支柱に取付けたビデオカメラで
後方を撮影して、ハンドルに付けたサイクルコンピュータと一体と
なった画面に表示する形がある(後写カメラ)。
(8) 腕に付ける形がある。折りたたむことが出来る。
(9) ブレーキフードに取付ける形がある。取付部はゴム製となっている。
取付位置
自動車は自転車の右側を通るから、ハンドルなどの右側に付ける。
上図の赤矢印のバックミラーは右側通行の国の例。
材質
鏡の材質はガラス、磨いた金属板または鏡メッキをしたABS樹脂。
メーカー
オージーケー技研 、キャットアイ 、Agu Bv(Cordo) 、Axiom Performance Gear 、Bicycle Safety 、Bike Eye 、Blackburn 、
Busch & Müller 、CycleAware 、Hostettler(ixs) 、Louis Garneau 、
Mirrycle 、Raleigh 、RearViz 、Selle Italia 、Vivid Product Design 、Zéfal など。