ドロップハンドルにおいて、伝統的な円形(ラウンド)の下り部に反して、握りやすいようブレーキレバー下方に斜め後方の直線部(アナトミック曲がり)を設けたハンドル。イタリアのModolo社が1986年に市販したのが始まり。
下部の握る位置は直線部に限定されるので、握る位置の調整性(多様性)は失われる。ハンドルからブレーキレバーまでの距離が少し長く(右図)、手の小さい人にはブレーキ操作がしにくいこともある。
寸法は、全幅400~460mm、リーチ65~110mmそしてドロップ120~1650mm。各メーカーのデータを打点して下図に示す。
リーチが大きいとドロップも大きい傾向が見られる。