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自転車用語 (o)

この記事は執筆から年月が経過しており、記載されている情報(価格、規格、トレンドなど)は現在とは異なっている可能性があります。現在、最新事情に合わせたアップデートを順次行っておりますが、記事更新までは、過去の参考資料としてご活用いただけますと幸いです。

Oシメトリック (O.symetric)

PCD[mm]歯数質量[g]用途
13042_5445+115ロード
42_5245+95
42_5045+90
44_5450+115
13544_5450+115ロード
11038_5240+115ロード
38_5040+110
64/10423_34_4220+73+60MTB
2004年に出した、Biosquat社(フランス)の非円形クランクスプロケットの商標。材質は陽極酸化したアルミ合金。
仕様を右表に示す。非円形の長短比は1.2:1としている。
例えば、大スフロケットの52Tは、長径では57Tそして短径では47Tのスプロケットに相当する。 中間スプロケットの52Tは、長径では57Tそして短径では47Tのスプロケットに相当する。メーカーは楕円形ではないとしている。シマノ又はカンパニョーロのクランクに付けて使う。 メーカーによれば、円形スプロケットに較べて動力は5~15%増加し、走行速度は3%増加するという。この程度の増加を体感することは難しい。慣れるまで時間がかかる。高価なのであまり普及していない。
メーカーは、Biosquat

Oリング (O ring)

断面がO形(円形)の環状パッキン(詰物)で、溝部に装着して適度に圧縮し、油、水、気体など多種多様な流体の漏れ防止または水やほこりなどの侵入防止に使う。運動用および固定用がある。材質は二トリルゴムなどの合成ゴム。

おちょこ (dish)

リムの中心面に対してスポークが作る角度(プレース角)を見ると、片側のスポークが他方より大きくなっている車輪。後輪は右側にスプロケットが付くため、おちょことなっている。ブレーキローターの付く前輪は、おちょことなっている。なお、おちょこは酒をつぐ小さいさかづきであるちょこ(猪口)のていねい語。

おちょこ組み(dishing)

おちょことなるようホイールを組むこと。一般に後輪はおちょこ組みとなっている。オフセット組とも言われる。

OCLV (Optimum Compaction, Low Void)

米国のトレック社(Trek Bicycle Corporation)が1922年に始めた炭素繊維強化樹脂(CFRP)製品(フレームなど)に対する製法(最適圧縮、低気泡)の頭文字(商標にしている)。 炭素繊維とエポキシ樹脂の配合割合を最適(60/40程度)として圧縮することにより剛性/質量比を最大とし、かつ気泡を1%以下とすることにより気泡による亀裂をなくす。 炭素繊維は向きにより強度が異なるので、荷重に対して必要な強度が得られる向きに積層する。

V1型:

V2型:

ボトムブラケットにおいて、クランク軸クランクとのシマノの連結方式。

8歯のセレーション(スプライン)を使っている。オクタは「8」のこと。

当初にV1形(XTR、DuraAce、Ultegra、105 )が出た。その後にV2形(DeoreXT、DeoreLX、Deore、Tiagra、Sora)が出た。

両者のスプラインの外径は等しいが、その長さと幅が異なるために互換性がない。

V1のスプラインは長さ5mm、幅2.2mm、V2のスプラインは長さ9mm、幅2.8mmとなっている。

おちょこ量 (hub offset、hub flange offset)

量ではなく距離すなわち、おちょこ距離のこと。ハブフランジ中心面(青色)とハブ中心面(ロックナット間距離の中心線及びリム中心線と一致する、緑色)間の距離(赤矢印)。ハブオフセットとも言う。フランジ右側にスプロケットか゛付くために発生する。おちょこ距離が小さいと、後輪を後から見た時のスポークの傾きが(おちょこを横から見た時のように)大きくなるため、車輪の横剛性が大きくなる。なお、(お)ちょこは酒を飲む陶製の小さなうつわのこと。

参照 » ハブ → ハブオフセット計算器

おちょこ距離 (hub offset、hub flange offset)

ハブフランジ中心面(青色)とハブ中心面(ロックナット間距離の中心線及びリム中心線と一致する、緑色)間の距離(赤矢印)。ハブオフセットとも言う。フランジ右側にスプロケットか゛付くために発生する。おちょこ距離が小さいと、後輪を後から見た時のスポークの傾きが(おちょこを横から見た時のように)大きくなるため、車輪の横剛性が大きくなる。なお、(お)ちょこは酒を飲む陶製の小さなうつわのこと。

参照 » ハブ → ハブオフセット計算器

OD (outside diameter)

外径。外面の直径の略語。

横断歩道 (crosswalk、zebra crossing)

車道を横断する歩行者のために、道路標示で歩行範囲を定めてある道路区域。歩行者道と自転車道を分離している形もある。歩行者信号が付いている。

米国ではクロスウォークそして英国ではゼブラクロッシングと言う。ゼブラは縞馬(しまうま)のこと。

横断歩道の横にバイクボックスを設けることがある。

参照 » 横断歩道の段差

オドメーター (odometer)

自転車に限らず、走行距離計。自動車の走行距離計について言うことが多い。オドの語源はギリシャ語の道。

OEM (original equipment manufacturer、original equipment manufacturing)

相手先の商標(ブランド)による製品の生産者または相手先の商標で販売される製品の受注生産。
OEMメーカーに製品を発注したメーカーは、自社商標でその製品を販売する。
製造の委託を受けたメーカーは、相手先の商標と販売力を活かして生産量を向上させることができる。
自転車及び自転車部品のOEMメーカーは、台湾に多い。
Stridaブランドの折りたたみ自転車を作っているMing Cycleは、OEMメーカーでもある。
右図は同社の組立ライン。




オフロード トライアスロン (off road triathlon)

水泳、オフロードのマウンテンバイク競技およびオフロードの走りの3種(トライ)の競技を連続して争う3種競技(トライアスロン)。水泳は、川、湖または海で行われる。

各地で行われているオフロードトライアスロンの3種の距離はまちまちである。

オフロード (off-road、off road、offroad)

山、丘及び野原などの舗装されていない公道でない多くは細い道。通行にはマウンテンバイクを使う。オンロードとの対比で使われる。オフロードの細い道をシングルトラック ということがある。オフロードをマウンテンバイクで走ることをマウンテンバイキングと言う。

オフロード デュアスロン (offroad duathlon)

オフロードのマウンテンバイク(MTB)競技。

オフロードの走り1、およびオフロードの走り2の2種(デュア)の競技を連続して争うオフロードの2種競技(デュアアスロン)。

各競技の距離はまちまちで、特にMTB競技は7~30kmにばらついている。グラフの平均距離は走り1が4.4km、MTB競技が16.5kmそして走り2が3.9kmである。

オフセット (offset)

中心線から偏心していること又はその偏心距離。一般にはフォークのオフセットを言うが、その他にサドル支柱およびリムのオフセットなどがある。

フォーク

フォークにおいて、操縦管中心線(延長線)と前輪軸心との垂直距離(右図)。一般には、フォークを前方へ円弧状に曲げることによって、オフセットを作る。オフセットが大きいとハンドルの動きが早い。フオークオフセット又はレイクとも言う。トレイルに影響する。

参照 » フォーク及びトレイル

サドル支柱

サドル支柱(シートポスト)における、サドルレールサドルクランプの偏心またはその距離(シートポストオフセット)。

リム

リムにおけるスポーク穴オフセット

オフセット組 (offset wheel)

ホイールにおいて、リム中心面とハブフランジ(つば)の距離が左右において異なるスポークの組み方。おちょこ組ともいう。フリーハブボディの付いているホイールはオフセット組となる。リムの中心面に対し、ハブのフランジ間の中心面が位置する方向をオフセット方向という。

チェーン半こま と同じ。

オフセットリム (offset rim)

偏心リム。リムスポーク穴をリム中心線より左に片寄り(オフセット)させたリム。右スポークの支持角(プレース角)を大きくすることにより、ホイールの横方向強度を大きくする。写真は丘下りマウンテンバイク用の偏心リム(オフセット17.5mm)の一部。

オフセットシートポスト (offset seatpost)

シートポストオフセットのあるサドル支柱(シートポスト)。

オフセットスポーク穴 (offset spoke hole)

リムにおいてオフセット(片寄り)のあるスポーク穴で次の2つの場合がある。

左右片寄り

リムの中心線(右図の緑色)に対して左右交互の片寄りがあるスポーク穴。

左片寄り

スポーク穴群の中心線がリムの中心線(図の緑色)に対して左(反駆動側)に片寄っているスポーク穴。スプロケット群の存在によって小さくなった右スポークの傾き角(プレース角)を大きくすることにより、車輪の横剛性の低下を少なくする。おちょこ距離が左右均等に近付くので車輪の左右(駆動してない側及び駆動側)のスポーク張力も近づく。このようなリムはオフセットリムと呼ばれ、マウンテンバイクリムなどに使われることがある。

OHBS (Oregon Handmade Bicycle Show)

米国オレゴン州で毎年2日間行われている有料の手作り自転車展の略語。2012年は約40人のフレームビルダーの自転車が展示され、約2500人の来客があった。
ホームページ










追い風 (tailwind)

後ろから進む方向に吹いてくる風。追い風による必要動力減少は、向い風による必要動力増加の約4割である。

例えば、行きと帰りで同じ風速の風が吹いていて、行きは向い風そして帰りは追い風とすると、帰りの追い風によって回収できる(減少する)動力は行きの風によって増加した動力の約4割である。

追い風の風速よりも早く走ると、向かい風となる。

追い越し間隔 (passing space、passing distance)

自動車などが自転車を追い越すときの自動車と自転車の横方向の間隔。

米国では安全追い越し間隔を3feet(0.9m)と規定している州が多い。ペンシルベニア州は安全追い越し間隔を4feet(1m)と規定している。自動車速度が大きいと追い越し間隔をより大きくしている州がある。

英国のバース大学のDr Ian Walkerの調査結果では、運転手は女性サイクリストに対しては男性サイクリストよりも追い越し間隔を大きく取る。

追い越し間隔を確保するために自転車に取付ける尾灯がある。前方から見ると白色そして後方から見ると赤色となっている。

赤いレーザー光線で自転車の後ろに自転車レーンを描いて追い越し間隔を確保する製品がある(メーカーは、X Fire)。

オイル (lubricating oil、lubricant、lube)

自転車用語としては 潤滑油。一般には油。

オイルシール (oil seal)

「JIS B2402 オイルシール」によれば、オイルシールとは、「変形可能な部分と、それに接続する金属環を持ち、リップ先端によって与えられる半径方向の内向き又は外向きの締付け力に基づいて流体又はグリースの漏れを防止することができるシール」。ハブ軸及びボトムブラケット軸にはシールの付いたものがある。

オイラー (oiler)

潤滑油を注す器具。油さしとも言う。

丘下り (down hill、downhill、downhilling、down hill race、DH)

ダウンヒル

主にオフロードの丘や山を、マウンテンバイクで(多くの場合高速で)下ること。速度は、主にコースの傾き(勾配)に依存する。岩などから飛び降り及び倒れた木材などの障害物があるコースもある。ブレーキ掛け、曲がり(コーナリング)および飛び越え(ジャンプ)の技能が必要。速度が速いほど、制動距離は長くなる。人力でなく位置エネルギーで走るため、自転車の重さは速度に対してはさほど問題にならない。丘下りをする人をダウンヒラーと呼ぶことがある。

ダウンヒル競技

丘下り競技。マウンテンバイクで、丘や山の所定のコースを下る時間を争う競技。タイムトライアルおよびマススタートがある。規則は主催者によって異なる。UCIはそれなりの規則を制定している。フルフェースヘルメットを着用する。

屋内訓練 (屋内サイクリング、indoor training、indoor cycling)

屋内でトレーナー を使って訓練すること。次の利点がある。

  1. 雨や雪の日もできる。
  2. 冬に厚着をせずにできる。
  3. 自動車などの交通機関の危険性がない。
  4. 運動を制御できるので上達の割合がわかる。

屋内トレーナー (indoor trainer、indoor cycle trainer)

屋内でペダル漕ぎの訓練するための装置。自転車を使うものとしては、トレーナー及び ローラー台がある。自転車を使わないものとしては、エクササイズバイク及びスピンバイク がある。

オリンピックスプリント (Olympic sprint、Olympic team sprint)

チームスプリントと同じ。2004年アテネ五輪において、日本男子チームは銀メダルを獲得した(750m:44.246秒)。右図は2012年、ロンドンオリンピックの英国チーム。屋内の自転車競技場で行われた。

ワンキーリリース (ワンキーレリース、one key release、one-key release system)

概要
クランク抜きを使わず、六角レンチ(アーレンキー)でクランククランク軸(BB軸)から外せるようにした、クランクの着脱方式。
いわば、クランク抜きを内蔵したような機能。
取外し
クランクのキャップを取り付けた状態で、中央の取付けボルト(六角穴付き)を、8mm(メーカーによっては6mm)の六角レンチで半時計方向に回して緩める。 取付けポルトのフランジ(フランジ付きボルト)が、クランクにねじ込まれて一体となったキャップの内面と接しているので、キャップ(従ってクランク)が取付け六角穴付きポルトのフランジによって外へ押されて、クランクが外れる。
取付け
取付時には、キャップ内面と取付ボルトフランジ外面にグリースを塗布して、取外し時の摩擦抵抗を減少させる。

ワンブレードフォーク (one blade fork)

ブレードが片側だけで1個のフォーク。シングルブレードフォーク及び1本足フォークとも言う。

ワンピースクランク (one piece crank、1ピースクランク、1 piece crank)

左右のクランクおよびクランク軸を一体成形したクランク
BMXバイクなどに使われる。昔の米国製の自転車に使われていた。
クロムモリブデン鋼などの鍛造によって作られる。
アルミ合金製クランクより質量は大きい。
カップアンドコーン軸受が使われる。
右クランクに付いた駆動ピンをスプロケットの駆動ピン穴に入れて、スプロケットを駆動する。
ボトムブラケットシェルからクランクを外すには、左ペダルを先に外す。
次に、ロックナット、コーンおよび玉の付いた保持器を外す。
メーカーは、Dimension 、など。

ワンポイントファイブ (1.5、one point five、Onepointfive)

フォーク操縦管外径を1.5インチ(38.1mm)とISOよりも1.5倍大きくした操縦管とねじ無しヘッドセットとの取り合い寸法の業者規格。
ヘッドセットそのものの構造および材質等の規定はない。フリーライドおよぴダウンヒルなどの高負荷のマウンテンバイクでの使用を想定している。
関連する次の部品も1.5インチ用でなければならない。それは、ハンドルステム(内計38.1mm)およびフレーム頭管(内径はヘッドセット外径に対応する約49.6mm)。

ワンスピード (one speed)

単速と同じ。シングルスピード、1スピード又は1速とも言う。

オンロード (on-road、on road、onroad)

舗装された公道(ロード)。オフロードとの対比で使われる。

往復空気入れ (double acting pump)

ミニ空気入れなどにおいて、押しと引きの両方においてタイヤに空気が入れられる空気入れ。単動の空気入れの約半分の操作回数で空気を入れることが出来る。往のシリンダー(外筒)の中に復のシリンダーが入っているという複雑な構造となっているため、製造原価は高くなる。

オープンフェースヘルメット (open face helmet)

概要

顔面が開いているヘルメット。フルフェースヘルメットと対比して使われる。 街乗り(特に女性)などに使われるのでアーバンヘルメット及びストリートヘルメットとも言う。マウンテンバイクに使う形もある。

空気孔

ロードヘルメットに比べて小さく、数も少ない。

視認性

日没後の周囲からの視認性を良くするために、前部に赤色そして後部に白色のLED投射照明を付けた形がある(右端図)。360°方向から視認できるようにしている。前照灯として必要な明るさはない。

雪かき

屋根の雪かきをするときは、転落に備えてヘルメットを被るのが望ましいと言われている。

材質

外殻はABS樹脂、ポリカーボネイト及び炭素繊維強化樹脂などそして内張りとしてEPSが使われる。

オープンストリート (open street)

通りは自動車のためのものではなく、歩行者、自転車などのためのものであるという考え。オープンストリートデイというイベントがある。カーフリーデイがある。

オープンサイド (skin sidewall、skin wall)

タイヤスキン壁 を意味する和製英語。

オプション (option、optional parts)

標準仕様のほかに、客の注文によって取り付ける部品・装置。例えば、結合ペダル反射器はオプションとなっている。

オレゴン手作り自転車展 (Oregon Handmade Bicycle Show)

米国オレゴン州ポートランドで毎年2日間行われている有料の手作り自転車展。英語の頭文字からOHBSとも言う。2012年は約40人のフレームビルダーの自転車が展示され、約2500人の来客があった。

折りたたみ電動自転車 (folding electric bike、electric folding bike)

概要

折りたたんで小さくできる電動自転車。電動折りたたみ自転車とも言う。

速度

24~32km/h。

動力

250~500kW。

電圧

24V及び36Vなど。

充電時間

4~8h。

電動機

小さく、軽くそして効率の良いブラシレス直流(DC)電動機が多い。

質量

13~24kg。

折りたたみ工具 (folding tool)

複数の工具のセットを折りたたんで小さくできるもので、マルチ工具 のこと。

折りたたみペダル (folding pedal)

折りたたみ自転車などに付けて、運搬時に折りたたむペダル

折りたたみ自転車によっては標準として装備されている。ペダルの折りたたみができると、駐輪場などで自転車を押していく場合にペダルが足に当たらない。

クランクに取付けるねじは標準のBC9/16 x 20山(ISO、JIS D9461)となっている。折りたたんだときのクランクからの水平方向の出っ張りは、少ないものは43mm。

本体材質はプラスチックまたはアルミ合金。

折りたたみタイヤ (folding tire、folding tyre)

タイヤの鋼ビードの代わりにケブラー(アラミド繊維)を使って折り曲げられるようにしたタイヤ。

折りたたんで小さく出来るので、保管および予備品としての持運びに便利。アラミド繊維は鋼ビードより伸びが大きいので、ビード長はやや短く作られており、タイヤに空気を入れたときに最適長となる。

鋼ビードのクリンチャータイヤも環状の3重かさねとして折りたたむことができるが、アラミド繊維ビードのようには小さくならない。鋼ビードのタイヤを折りたたむには、まずタイヤを8の字とする。8の字の上の丸の直径は元のタイヤの1/3とする。次に8の字の下の丸を2つのループとし、上の丸と重ねれば3重折となる。ゴムであるタイヤは、大きな応力の加わった点で酸化が進み硬くなって劣化するから、鋼ビードのタイヤを折りたたんだ状態で保存するのは好ましくない。

OS (oversized、oversized handlebar、operating system)

オーバーサイズ(特大)。クランプ径がオーバーサイズ(31.8mmなど)のハンドル。一般な意味は、パソコンなどのオペレーティングシステム(基本ソフト)のこと。

OSバー (OS bar、OS handlebar、oversized handlebar)

クランプ径がオーバーサイズ(31.8mmなど)のハンドル

OSステム (OS stem)

ハンドルクランプ径がオーバーサイズ(OS)の31.8mmであるハンドルステム。4本ボルト止めとなっている。
突出しは、60mm(マウンテンバイク)~130mm(ロードバイク)。 主な用途は、ダウンヒル用およびフリーライド用などのマウンテンバイクであるが、サイクロクロスバイクおよびロードバイクにも使われることがある。

OSB (offset spoke bed)

偏心スポーク壁。左右のスポーク張力を等しく大きくして車輪の剛性を上げるために、スポークの付く内壁(ベッド)を左に偏心させた(リム)。
一般には、オフセットリムと呼ばれる。 スプロケット群の存在によって小さくなった右スポークの傾き角(プレース角)を大きくすることにより、車輪の横剛性の低下を少なくする。 車輪の左右(駆動してない側及び駆動側)のスポーク張力も近づく。マウンテンバイクのリムなどに使われることがある。

お尻バッグ (bum bag、hip bag)

バムバッグまたはヒップバッグのこと。

押下げ行程 (down stroke)

ペダル漕ぎにおいてペダルを下方へ押す行程。

クランク回転角度(クランク角)では、およそ 30°~150°。アナログ時計で言えば、およそ1時~5時。

押下げ行程では、最も大きな力がペダル及びクランクに加わる。クランクセットは、押下げ行程で剛性が大きくなるように設計する。

参照 » ペダル行程

OSS (over seat steering)

オーバーシートステアリング。リカンベントにおいて、ハンドルが座よりも上(具体的にはほぼ肩の高さ)にある操縦方式。ハンドルはひざが当たらない程度に高くする。 ロープ(ケーブル)は長くなる。USS(アンダーシートステアリング)よりも、自転車を押してあるきやすい。
シフターは握りシフターまたはラピッドファイアーなどが使われる。

オーバーシートステアリング (over seat steering、OSS)

座上操縦。リカンベントなどにおいて、ハンドルが座(シート)よりも上(具体的にはほぼ肩の高さ)にある操縦方式。

ハンドルはひざが当たらない程度に高くする。ロープ(ケーブル)は長くなる。

アンダーシートステアリング(USS)よりも、自転車を押して歩きやすい。

シフター握りシフターまたはラピッドファイアーなどが使われる。

座上操縦 (over seat steering、OSS)

リカンベントなどにおいて、ハンドルが座(term10.html#seat)よりも上(具体的にはほぼ肩の高さ)にある操縦方式。ハンドルはひざが当たらない程度に高くする。
座下操縦(USS)よりも、自転車を押して歩きやすい。
シフターのロープ(ケーブル)は長くなる。シフターは握りシフターまたはラピッドファイアーなどが使われる。

おとり自転車 (bait bike、bait bicycle)

警察が自転車泥棒を逮捕するために、おとり捜査に使うGPSトラッカーを装備した自転車。

比較的高価な自転車を使い、盗難のよくある場所に置いておく。自転車が動くと警察の設備に警報が出て、警察官が追跡を始める。オランダのアーメルスフォールト市(Amersfoort)などで導入されている。カリフォルニア州ロサンゼルス市警察は、おとり自転車を使って2年間で35人の自転車泥棒を逮捕した。

応力 (ストレス、stress)

単位面積に働く力の大きさ。力の大きさをその力が働いている面積で割った値。単位はkPa(キロパスカル)またはMPa(メガパスカル)が一般的。
身体のストレスは、この技術用語が語源となっている。コンピュータモデルによる有限要素解析(FEA)で応力を解析できる。

欧州サイクリスト連盟 (European Cyclists Federation)

1983年に設立されて以来、輸送及び娯楽の持続的かつ健康的な手段としてサイクリングを推進している連盟。略語はECF。本部はベルギーの首都ブリュッセルにある。

参照 » ホームページ

アウトボードBB (outboard BB、outboard bottom bracket)

クランク軸軸受ボトムブラケットシェルの外に付いたボトムブラケット(BB)。

イクスターナルBBとも呼ばれる。

アウトボードは、船外の又は機外のという意味。

アウター (outer、outer cable、cable housing、outer housing)

概要

ブレーキまたは変速機のケーブル(ロープ)を、中に通し案内する特殊チューブの和名。ケーブルハウジング、アウターケーブル、アウターワイヤーまたはアウターケーシングとも呼ばれる。ケーブルハウジング以外は和製英語。ケーブルと合わせて、自転車のライフラインと言う人がいる。

発明者

アウターとその中に入れたケーブル(ロープ)で力を伝達するという機構は英国のRaleigh Bicycle Company の創立者のFrank Bowden(1848-1921年)によって発明されたもので、エンジンの燃料スロットルの操作用などとしても使われている。発明者の名からボーデンケーブルと呼ばれることもある。

用途

ブレーキ用および変速機用がある。ロープを引いた張力とほぼ同じ大きさの圧縮力がアウターに働く。構造等はメーカーによって異なる。変速機用はブレーキ用より圧縮強度が小さいので、ブレーキ用として使用してはならない。言い換えるとブレーキ用と変速機用は互換性はない。

ブレーキ用


テフロン樹脂チューブの外面に長方形断面の鋼帯をらせん状に巻き、その上に樹脂製の外装チューブをかぶせてある(シマノ製)。鋼帯を密着巻きにすることにより、ブレーキ操作による圧縮力に耐えると同時に自由に曲げることができる。曲げる曲率半径に応じて長さがいくらか変わるが、ブレーキとして問題はない。写真は外装チューブを部分的に剥がし、らせん鋼帯を出した状態。ナイロンをコーティングしたプラスチック製(質量18g/m)もある。

変速機用


テフロン樹脂チューブ外面に複数(18本程)の直径0.5mmの丸鋼線(ワイヤー)を、ピッチ100mm程の大変ゆるい螺旋状に巻き、その上を樹脂製の外装チューブで覆っている(シマノ製)。このような構造にすると、圧縮力による変形が少なく、かつ、アウターを曲げてもロープの通る中心線の長さは変わらない。この特性はディレイラーの正確な移動のために重要。正確なSISを可能にした。ブレーキ用アウターほど圧縮力には強くないが、大きな圧縮力は働かない。写真は外装チューブを部分的に剥がし、鋼線を出した状態。

外径

4 、4.5 、5及び6mmなど。

カラーアウター


アウターの色は黒が一般的であるが、白などの色の付いたものもある。画像の色は一例。

セラミックアウター


一端に球面のへこみそして他端に球面の出っ張りのある長さ約4mmの数多くのセラミック円筒(右図)をテフロンチューブに数珠のように通し、その外に熱収縮性のプラスチックを被せて熱収縮させたアウター。 アウターは圧縮変形しないことが求められるが、セラミックは圧縮変形しない。ブレーキ用と変速機用は共通。

アウターケーブル (outer cable、cable housing、outer housing)

アウターを表すシマノ用語。

アウターキャップ (ハウジングキャップ、end cap、housing end cap、housing cap)

アウターの先端の補強並びに、ほこりおよび雨水の浸入防止のためにかぶせる、ロープの通る穴の開いた金属製またはプラスチック製の口金。アウターの外径に対応して、内径は4mm、4.5mmおよび5mmなどがある。フェルール(仏語)とも言う。

アウターケーシング(outer casing)

ケーブルハウジングのこと。単にアウターとも言う。

アウターカッター (cable cutter、cable and housing cutter)

アウター(ケーブルハウジング)を切断するための工具。ロープ(ケーブル)の切断もできる。ケーブルカッターと呼ばれるこが多い。

アウターエンドキャップ (housing end cap)

アウターの端部に付けるキャップ。アウターキャップと同義。

アウターギア (large sprocket)

複数のクランクスプロケットの中の大スプロケットのこと。

クランクスプロケットの中で、外側にある大きいスプロケットに対する和製英語。英語ではラージスプロケット(大スプロケット)と言う。

ギア(歯車)とスプロケット(鎖車)は異なる部品なので、不適切な用語。

アウターソール (outer sole)

靴底のこと。アウトソール又は単にソールとも呼ぶ。中敷(インナーソール)と区別したいときに使われる。

ロード用は硬く平坦であるが、オフロード用は弾力性があり突起模様がある。

靴底の材質としては、炭素繊維強化樹脂は軽くかつ剛性が高いが価格は高い。

靴底の剛性が高いとペダルへの力の伝達効率は高い。

アウター ストッパー (housing stop、cable stop、cable stopper)

アウター受けと同義。

アウタートンネル (housing stop、cable stop)

アウター受けのこと。和製英語。

アウターチューブ (outer tube)

サスペンションフォークの外筒。

アウター受け (housing stop、cable stop、cable stopper)

ブレーキロープ又はディレイラーロープのアウターの端部をフレームに固定する金具。ロープ(ケーブル)が途中でアウターから露出する場所に使用する。端部を受け入れる円筒状のへこみがあり、その中央にはロープを通す穴が開いている。

フレームにろう付けまたは溶接等で固定する形、ブレーズオンにボルトで固定する形およびチェーンステイなどに一体となったバンドで固定する形がある。

ハウジングストップ又はケーブルストップとも呼ばれる。

ケーブルアジャスター及びケーブルハンガー も一種のアウター受け。

アウターワイヤー (housing、cable housing)

変速ロープ(ケーブル)およびブレーキロープを案内するための外筒。略してアウターとも呼ばれる。ケーブルハウジングに対する和名(和製英語)。

アウトソール (outsole)

靴底のこと。これに対応して中敷はインソールと呼ばれる。

ロード用は硬く平坦であるが、オフロード用は弾力性があり突起模様がある。

結合靴クリートを付けるねじ穴が開いている。靴底に換気孔を設けた靴があるが、歩くと土ほこりが入る可能性がある。

材質は用途に応じて、CFRP(炭素繊維強化樹脂、俗に言うカーボン)、ナイロン及びゴムなど。

オーバルチェーンリング (oval chainring)

楕円スプロケットと同じ。非円形スプロケットとも言う。

オーバルスポーク (oval spoke、ovalized spoke)

楕円スポーク。スポークの胴の断面形状が楕円(オーバル)になっているスポーク。空気抵抗を減らす効果がある。長方形断面のスポークより横風の影響が少ない。一般に空力リム(エアロリム)と組み合わせて使う。

オーバルスポーク (oval spoke)

空気抵抗を減らすために、断面形状を楕円にしたスポーク楕円スポークと同じ。

オーバルチューブ (oval tube)

楕円管のこと。フレームの管として使われることがある。

オーバー靴 (オーバーシューズ、overshoes)

防水または防寒などを目的としての上に履く靴。靴底にクリート穴が開いているものが一般的。かかと穴が開いているものもある。ジッパーは後に付いているものが多い。伸縮性を持たせたものもある。反射テープの付いた形および目立つ色にしたものもある。

材質はネオプレンゴムおよびポリエステル繊維など。

靴カバーとも呼ばれる。

オーバーロックナット寸法 (over locknut distance、OLD)

ハブにおける、ロックナット間距離。オーバーは「~間」の意味。ハブ軸の左右のロックナット外面間(ボルトの出ている面)またはそれに相当する外面間の距離。前輪OLD=100mm前後そして後輪OLD=100~145mm。 後輪軸はスプロケットが付くのでOLDが前輪軸より長くなっている。

オーバーシフト (over shift)

ディレイラーチェーンをシフトさせる予定のスプロケットを超えてチェーンが動くこと。反意語はアンダーシフト。

オーバーステア (oversteer)

曲がり走行(コーナリング)において、ハンドルを切った角度よりも大きく曲がる現象。中立よりも回転半径が小さい。

曲がり走行において、前タイヤよりも後タイヤが先に横滑りする現象。後タイヤのスリップ角が前タイヤのそれよりも大きい。中立よりも少なくハンドルを切らないと、正常に走れない。低速走行ではあまり見られない。加速走行または高速走行で見られることがある。

オーバーホール (overhaul)

分解整備。点検および整備の為に分解すること。分解しないと内部の状態が分からないために行う。走行距離に応じた、分解整備箇所を設定する。例えば、500kmオーバーホール、1,000kmオーバーホール、1,500kmオーバーホール等において、それぞれの分解整備箇所を設定する。

オーバーラップ (overlap)

重なり又は重なること。次のような重なり(オーバーラップ)がある。

ギア比重なり (ギア比オーバーラップ)

つま先重なり (つま先オーバーラップ)

親指ループ (thumb loop)

長袖ジャケットなどの袖口に付けたループ(環)又は袖口に設けた親指穴。親指を入れることによって、袖口がまくれないようにする。親指穴に親指を入れると袖口が手を覆い防寒の役目をする形がある。ループの形状、大きさ及び位置はメーカーによって異なる。

親指シフター (thumb shifter)

概要

ハンドルに取り付け、親指などで操作する変速機のレバー式シフターサムシフターとも言う。

歴史

ロードバイク下管シフターは、一種の親指シフターであるが、オフロードを走るマウンテンバイクの出現によって、ハンドルで操作する必要が生じて生まれた。1990年代初期までマウンテンバイクで使われた親指シフターの形式を指すことが多い。その後現れたラピッドファイアーシフターも一種の親指シフター。

段数

3、4、5、6、7、8、9及び10段がある。

oz (ounce)

米国などで使われる質量の単位であるオンス。1oz = 28.3495g 。 1oz = 1/16 lb(ポンド)。

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